2012年6月26日火曜日

(報告)リオ+20の脱原発デモに賛同しました。

20~22日まで、ブラジル・リオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)で、最終日に本会議場前で脱原発アピールが行われました。
日本のNGO「ネットワーク『地球村』」が呼びかけ、「最終的に賛同いただいた611団体の思いを背負い20名程でアピール」したそうです(ネットワーク『地球村』HPより)。
事後報告になりますが、平和事務所も急きょこのアピールに賛同しました。

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日本のNGOが脱原発の横断幕 「リオ+20」本会議場
朝日新聞 環境 2012年6月23日11時11分

原発の無い世界の実現を——。「国連の持続可能な開発会議」(リオ+20)が閉幕した22日、日本の非政府組織(NGO)などが本会議場で脱原発の横断幕を掲げ、各国の政府関係者にアピールした。賛同した欧州の女性グループのメンバーも急きょ参加して声を上げた。

脱原発デモは、大阪市のNGO「ネットワーク『地球村』」など6団体が企画した。関西電力大飯原発の再稼働が決まると、国内外のNGOからの賛同が急増し、600以上の団体の後押しを受けて実施した。

アピールを聞いたドイツ緑の党のウテ・コツィー議員は「各国の首脳が集うリオ+20で声を上げたことが重要だ。小さな声でも世界に伝わったはずだ。日本が脱原発の道を歩むのならドイツは協力を惜しまない」と話していた。(リオデジャネイロ=中村浩彦) <朝日新聞デジタル>より転送
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(投稿)首相官邸前の脱原発集会に参加しました。

先週の金曜日、首相官邸前の脱原発集会に参加してきました。

とにかく、人が多いことにびっくりました。
地下鉄の国会議事堂前駅から改札口に出ようとする段階で、脱原発ポスターを持った人に何人もすれ違い、改札口付近では待ち合わせをしている若者グループをいくつかやり過ごし、まだ階段の最も下段にいるときから、「再稼働反対!」のシュプレヒコールが鳴り響き……。
出口の前はもう人人人。歩道も、車道1列分もびっちり人で埋め尽くされていて、「再稼働反対!」の合唱が途切れることはなく。あとになって参加者4万5千人と聞きましたが納得です。

とはいえ、スピーチがあるときは、みなその声に耳を傾けいて、多少車道にはみ出すことはあっても、道路を渡るのも警官の指示に従い、8時までという時間制限も大きくはみ出ることなく、とても「行儀のいい」集会だったと。国民の声に耳を傾けないどころか、平気で無視を決め込める誰かさんたちとは大違いです。

実は、昨年からネット発のデモのことは話題になっていて、何度か渋谷・新宿のデモにも参加してはいたのですが、ここまで膨れ上がるとは予想していませんでした。ビルマのジャスミン革命や、「アラブの春」がネット発の市民運動で、とうとう時の政権を倒してしまったことに、今更ながら深い感慨を覚えます(今なお続くシリアの惨劇には心が痛みます)。
日本でも、同じように原子力行政を倒すことができるのだろうか。

また、今週も同じ時刻(18:00~20:00)に集会が呼びかけられています。いまはまだ「漬物石」になったドジョウは動いていないようですが、子どもたちの未来を守るためにも、あきらめずに粘り強く訴えていきたいと思います。<千葉>

2012年6月24日日曜日

(投稿)東北被災地を訪問してきました。

少し前のことになりますが、3月末に、エストニア・チェルノブイリ・ヒバクシャ基金の有志で、東北被災地を訪問してきました。
2泊3日の駆け足でしたが、実際に三陸沿岸地域の津波の被害を目の当たりにし、原発による目に見えない被ばくの恐怖と闘いながら生活する現実に触れ、そんな中でも、逆境に負けず明るくしたたかに頑張っている多くの方々と交流して、いろいろと考えさせられた3日間でした。
参加者それぞれの想いをまとめた報告書、よかったら読んでください。
---エストニア・チャルノブイリ・ヒバクシャ基金通信